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空の検索で1396件の結果が見つかりました。
- 『テディラクスピン 改修』の件について
大変ご無沙汰な更新です。 気がつけば、2017年。 ということで〜 このブログに ラクスピンの修繕記事を載せていると、 嬉しいことに、未だに具合の悪いラクスピンをお持ちの方から ご連絡をいただきます。 そんなここ数ヶ月で、今回は3ラクスピン+1グラビーの修繕依頼がありました。 なんとか今年のクリスマスには間に合うようにと、 時間を縫って取り組みました。 が、今回は、今回も! 中でも2体は、…ちょっとすごい子たちでした。 どうです。 かなりのグロさ。 早速、解剖です。 まずは、剥いだスキンから手洗いです。 やはり長い間遊んでもらっていたため、 お湯は真っ黒! 唇も黒ずんでいましたが、 洗剤と柔軟剤で色が揚がりました。 で、完全乾燥。 さて、次は可動部分のクリーニング。 今回、初めて見たモーターブラシ部分でのグリスの固着。 直に6vを掛けても回らず。 こりゃ、回らないわな。 で、きれいにクリーンナップ。 薄くグリスアップ。 ギアもクリーンナップして、組み直し、 無事に回り出しました。 1人の子は、唇のダボ破損してたので修繕。 お次は、メイン基板にiPod nanoを入力加工。 3体とも組み直し、動き出しました。 Finshed #repair #teddyruxpin with iPod nano. #ruxpin #animatronics #robot #vintage #toy Koichi Takaoさん(@takaonics)が投稿した動画 - 2016 11月 26 12:02午前 PST 三人揃って、せっかくなので… like Bunny,Bubbles,Beulah. hahaha!! #ruxpin #teddyruxpin #vintagetoy #audioanimatronics ラクスピン2体は無事に、2016年のクリスマスに間に合うように出荷しました。 ラクスピン&グラビー コンビは、 グラビーの修繕が解析しつつだったので時間がかかりましたが、 本日、無事に出荷しました。 なぜ、私がラクスピンを修繕するのか。 なぜ、私がラクスピンを修繕するのか。それは、思い出を繋ぐから。 みなさんから、喜びのメールが届いています。この内のひとりの子はなんと、 三世代に渡り遊んでもらったとのことで、これだけ世代を渡り歩き動かなくなったので、 ぬいぐるみ供養しようとした矢先に、私のブログを見つけてご依頼していただきました。 また違う子は、その方が幼少の頃、今は亡き父母に買ってもらい、 その方に最近、お子さんが産まれ、我が子のおもりとして、 ラクスピンと遊んでもらいたいと修繕を託していただきました。 ラクスピン、グラビーコンビは、やはり30年前に遊び、 やがて動かなくなり、処分しようとしたところ、 私のブログを見つけていただき、ご連絡を頂きました。 そして、やはり息子さんへ受け継がれるそうです。 繰り返されるんですね。 感慨深いです。 私自身、ラクスピンの声、音、動きをキッカケに、たくさんの記憶を思い出します。 ラクスピンを失うことは、その思い出を引き出す、キッカケを失うことかと考えます。 今回もそれぞれのファミリーの思い出を繋ぎ止めることが出来て嬉しく思います。 ということで、ラクスピンの修繕 受け付けています。 こちら から、お問合わせください。
- テディラクスピン
お久しぶり! 私は元気です。 が、元気でない お友だちもいるようです。 というのは… テディ・ラクスピンという20年?前のお話するクマのぬいぐるみを 修繕する記事を、このブログに上げていて、 それがいまでも検索されて、ご連絡をいただきます。 それだけ愛されていたラクスピンです。 カセットテープ音源と、iPod音源。 音質が全然違うことがお分かりいただけると思います。 ここにたどり着いた、ラクスピンを諦めている方。 ご安心ください。 いつでも修繕受付しています。 kt@koichi-takao.com まで、ご連絡ください! 関連記事のリンク です。
- Teddy Ruxpin
大変ご無沙汰です! 2020年 covid19、コロナで世界的な外出自粛。 そんなこともあってか、ラクスピン 修繕のご依頼がたくさんあります。 昔を懐かしむこと打って付け。 子どものころの思い出が蘇ります。 幼少の頃、伯父伯母、父母に買ってもらったラクスピン。 いつしか押入れの奥に仕舞い込み、数十年… 自身にお子さんが産まれ、お話を聞かせたい…という傾向にあるようです。 毎回、具合が悪いラクスピンが届くたび、 ボロボロなほど、当時たくさん遊んでもらったんだな〜と。 スキンを洗って、見違えるほどきれいになると、 「やっぱり、かわいいな〜。」 「元気になった姿で、またかわいがってもらいなさい」 と思いながら修繕しています。 私が修繕している一部をご紹介。 内外からこのブログを通じて、多数ご依頼していただいております。 修繕はいつでも受付しております。 kt@koichi-takao.com まで! 過去の 修繕記事はこちら から〜!
- 島田先生のこと
昨日、5月1日に、 私のマジックの先生がほんとの星となった。 先生から、ハト、傘のマジックを伝授していただいた。 私と島田先生を繋いでいただいたのは、 テンヨー 山田昭 社主。 「お前、イリュージョンができるのは分かった。 お前に足りないのはスライハンドだ。 島田を紹介してやるから、可愛がってもらえ。」 そのハトのアクトは、 私のショーのオープニングアクトとして、現在も上演している。 島田先生からハトのアクトを教えていただいたのは2006年、 初めて自分のショーの演目としたのが2009年。 この間、3年間、ずっとやらずにいた。 やれないのではなく、やらなかった。 なぜなら、 ミステリアスな雰囲気の島田スタイル。 陽気なテーマパークカラーのたかおスタイル。 島田先生とは、真逆のスタイル。 その島田スタイルをそのまま上演しても、ただのコピーであり、たかおがやる必要もなく、 それよりも、 真逆のカラーの演技をそのまま自分に当てはめても、到底はまらなかった。 私はずっと悩んでいた。 しばらくして、ハトを額に収めて絵を完成させるアイディアを思いついた。 すぐに道具を作り、リハを兼ねて児童館や近隣施設を回りテストを重ねた。 ようやくたかおタッチのハトアクトが完成した。 それからすぐに、テンヨー大会で、 客席に座る島田先生と山田社主に、私のハトのアクトを見てもらうことができた。 三越劇場の楽屋通路で、 嬉しそうな弾んだ声で、 「たかおくーん!うん、いいね!」と 何度も肩を叩いてくれた。 「あきらさん、彼はちゃんと自分なりにアレンジしてくれててね。」 「島田に褒められて良かったな!」 と、今でも思い出す。 ===== 今年の4月 病気が再発して、体調が激変した。 「たかおくん…」 最後の電話の声は、カスれて元気がなかったが、やさしい話し方は変わってなかった。 たくさん話してくれた私との思い出は、 ただただ泣きながら聞くことしかできなかった。 その会話の中、ぼくのことを先生は、 「ハト、傘を引き継げて嬉しいよ… 自分は弟子を取るような性格じゃないから たかおくんのことは、先生、生徒の関係じゃなく、 友だちとして思っていたよ…」 …だからいつもぼくのこと、 いつも嬉しそうな弾んだ声で呼んでくれてたんだ… 「たかおくーん!」 って。 もう聞けないと思うと、すごく寂しい。 ゆっくり休んでください。 ぼくの81歳のともだち。 たかお晃市
- 「150の光点が描く、月への最短距離」。デジタルな瞬きが暴く、不自由という名の贅沢な遊戯
< BACK TO PORTFOLIO 【作品データ】 作品タイトル:Le Voyage / 月世界への道程 制作年:2025年 素材:Wood, ESP32, WS2812B Multi-color LED, 10-yen coin mechanism サイズ:H1500 × W800 × D500 (mm) ディティール・ショット: 筐体、 光が透過する瞬間の寄り。 【コンセプト】 1902年の映画『月世界旅行』を、昭和の駄菓子屋文化の象徴「10円ゲーム」の形式で再構築した、観客参加型インスタレーション。 最新のマイコン制御で150個のLEDを操りながら、提示されるのは「前進と後退」という極限まで制限されたUIである。デジタル信号をレトロなイラストで装飾し、プレイヤーの「想像力」を借りてファンタジーへとブーストさせる。効率化された現代のゲーム体験に対し、物理的な10円玉がもたらす「不自由なロマン」を再定義する試み。 【ステートメント】 本作は、指先の微細な感覚だけで宇宙船を月へと導く「重力拮抗遊戯」である。 使用したのは、わずか3本の信号線で100以上の光を制御するシリアルLED。この現代的な合理性を、私はあえて「10円ゲーム」という前時代のフォーマットに注ぎ込んだ。OSに依存せず、瞬時に立ち上がるESP32のレスポンスは、プレイヤーの期待を裏切らない。 エクスペリエンス・ショット: プレイ中 ゴールのうれしい顔 マジシャンが観客の視線を盗むように、この装置はプレイヤーから「想像力」を盗み出す。盤面上を流れるLEDの光点は、単なる点滅に過ぎない。しかし、そこに描かれた火星人や隕石のイラストが重なる時、それは「手に汗握る冒険」へと変貌する。 10円という最小の対価を飲み込む引き換えに、この装置は「失敗の悔しさ」と「成功の歓喜」という、パーソナルな画面の中では味わえない「共有される体験」を吐き出す。ゲストから最後に盗み出したのは、ポケットの中の10円硬貨ではなく、彼らが忘れていた「未知への憧れ」という記憶のトリガーなのかもしれない。 【キュレーターズ・ノート】 本作には、現代の表現者が忘却しつつある三つの文脈が内包されている。 第一に、「祝祭的エンターテインメント」としての側面だ。単なる遊戯機を超え、周囲のギャラリーをも巻き込む歓声と溜息は、日常の壁を破壊し、その場を一つの劇場へと変容させる。 第二に、「技術の水平思考的転換」である。最新のLED制御技術を、あえて昭和のローテクなゲーム構造へと還元することで、技術の進化が必ずしも体験の深化を意味しないという皮肉を、鮮やかに提示している。 第三に、「視覚的レトリックと共感のユーモア」。映画史の象徴である「月に刺さるロケット」という視覚的記号をゴールに据えつつ、そこに至る困難を「不自由なボタン」に託す構造は、極めて知的で遊戯的な対話だと言える。 プロセス・ショット: 筐体内 シンプルな配線 < BACK TO PORTFOLIO
- 三十円で贖う「無駄」の祝祭。自動販売機という名の、記憶を呼び覚ます劇場型装置
< BACK TO PORTFOLIO 内容: 暗がりに液晶モニターの光で浮かび上がるGOOD_T SHOWの全景写真。 【作品データ】 作品タイトル:GOOD_T SHOW(GOOD_T SHOW) 制作年:2025年 素材:木材(コンパネ)、サーボモーター、液晶モニター、アクリル、ウッデンニッケル、サイズ:硬貨投入口ほか / W600 × D600 × H1800 mm 【コンセプト】 「無駄」を売る、世界で一台のエンターテインメント自動販売機。昭和のじゃんけん筐体や米国の占いマシンを現代の技術で再構築した。30円を投じると、3軸のサーボ制御で生々しく動く「GOOD_T」が、液晶の鮮やかな場面転換と共に「どうでもいい小話」を披露する。対価として排出される無価値な木製コイン(ウッデンニッケル)は、やがてポケットの奥でいつかの笑顔や情景を呼び覚ます「記憶のトリガー」となる。 【ステートメント】 世界屈指の「自動販売機大国」である日本。街角には四角四面で無駄のない、生活に「必要なもの」を売る機械が溢れている。本作『GOOD_T SHOW』は、その対極にある「必要でないものを売る自販機」への挑戦である。 モチーフとしたのは、かつてゲームセンターや遊園地の片隅にあった占いやアニマトロニクス筐体。30円という少額の対価を投入することで、観客は「スリ(実被害)」ではなく「マジック(安全なファンタジー)」の領域へと足を踏み入れ、楽しむためのスイッチをONにする。全50種のランダム再生される「どうでもいい完パケ(インチキ占いやニュース)」に触れ、「やっぱりくだらなかった」と笑いながら安心感を得る。この一連の感情の揺さぶりと共犯関係こそが、本作の第一の狙いである。 また、本作は小さな「劇場」でもある。かつて空気圧制御だった大掛かりな機構を、ヨー・ロール・口の開閉という3軸のサーボモーターへ置き換えることで微細な命を吹き込んだ。背後には現代の舞台演出に着想を得た液晶モニターを配し、物理的な造作を伴わずに瞬時に空間の色を変える「背景のマジック」を筐体内に実装している。 そして、対価として払い出されるのは、米国では無価値とされる「ウッデンニッケル(木製コイン)」。しかし、折れず、破れず、ポケットに静かに収まるこの木片は、遠い未来において、この「バカバカしくも愛おしい時間」を鮮明に引き出すタイムカプセルとして機能する。誰と笑い合ったか、どんな空気が流れていたか。記憶のトリガーとなるこのコインを手渡すことこそが、同じ時代を生きる観客へ向けた、私なりの芸術的対話である。 【キュレーターズ・ノート】 本作は、日本独自の自動販売機文化に対する鋭い批評性を持ちながら、同時に圧倒的な「祝祭性」を兼ね備えた稀有なインスタレーションである。 特筆すべきは、歴史的に無価値とされるウッデンニッケルを「記憶の貯蔵庫」として再定義した点にある。これは既存の価値体系を鮮やかに反転させる「技術と素材の再定義(水平思考)」の好例と言える。また、アナログな駆動とデジタルな背景が同期する構造は、観客に視覚的なレトリックを提示し、「くだらなさ」という仮面の下に緻密に計算された「知的ユーモア」を潜ませている。四角四面な効率社会に対する、極めて現代的で遊戯的な回答である。 ダンボールによる模型 < BACK TO PORTFOLIO
- シャポー船橋店さんのキャラクター
展示が動かなくなったということで、修理の依頼です。 ボタンを押すと、シャポーのテーマソング、 もう一度押すと、おもちゃのチャチャチャ、 この2曲が交互に流れます。 シャポーちゃんとポポちゃんは首を傾けてリズムを取るとのことでしたが、 内部点検、ちょこっと修繕して、現在完動し、 店舗へ戻されました。 付加アイディアとして、ボタンを2つ増設して、 じゃんけんゲームなんかも追加したいと思いました。 インタラクティブになったら、おもしろいでしょうね。
- 電子の鼓動が、戦場を祝祭に変える。ノスタルジーと殺意が交錯する「ごっこ遊び」の最前線。
< BACK TO PORTFOLIO (ビジュアルイメージ・Conceptual Image) 【作品データ】 作品タイトル: サバゲテイメント・システム:GG(ガンギマリ) / SABAGETAINMENT SYSTEM: GG-Edition 制作年: 2024年 素材: アタッシュケース、PICマイコン回路ユニット、大出力アンプスピーカー、3Dプリント製「GGボール」、ワイヤレス通信システム サイズ: H450 × W600 × D200 mm(本体ユニット) DIGIT CODE 5 WIREs 「1つの筐体が、差し替えられる思考(ユニット)によって、戦場のルールを書き換えていく。」 「精密な論理(プログラム)の上に構築された、最高にバカげた祝祭。」 【コンセプト】 デジタルゲーム(FPS)の圧倒的な没入感を、現実のサバイバルゲーム・フィールドへ拡張する試み。本作は、単なるルール管理デバイスではない。音響、演出、そして物理的なインターフェースを通じて、プレイヤーを「単なる競技者」から「映画やゲームの主人公」へと強制的に変貌させる。現実を「書き換える」ための、大人のための高度な「ごっこ遊び」用装置である。 【ステートメント】 私はマジシャンとして、常に「幸せな騙し」を設計してきました。サバイバルゲーム自体、本来は死と隣り合わせの戦場を模した巨大なファンタジーです。本作はそのファンタジーを加速させるための「加速装置」です。 (ビジュアルイメージ・Conceptual Image) かつて私たちが夢中になったファミコンのように、ユニットを差し替えることで世界のルールが変わる。アタッシュケースという「物語の象徴」を開けば、そこには時限爆弾や奪取目標が出現し、フィールド全体に響き渡るBGMとアナウンスがプレイヤーの心拍数を支配します。 ここで重要視したのは「ギャップ」です。極限の緊張感の中に、あえてネットミーム的な造形物「GG(ガンギマリ)ボール」を放り込む。いい歳をした大人が、命懸けの体でふざけたアイコンを奪い合う。その滑稽さと真剣さの境界にこそ、日常を突き抜ける最高のエンターテインメントが宿ると信じています。誰かが爆弾を解除した瞬間の喝采。それは、デジタルと現実が溶け合った瞬間に生まれる、本物のヒーロー体験なのです。 【キュレーターズ・ノート】 本作の批評性は、以下の三つの文脈において顕著である。 まず、祝祭的エンターテインメントとしての側面だ。音響とシナリオを緻密に設計し、フィールド全体をひとつの劇場へと変貌させる手腕は、観客(プレイヤー)の五感をジャックし、日常の倫理を「遊び」へと開放する。 次に、技術と素材の再定義である。最新のVR技術に頼るのではなく、枯れた技術であるマイコン回路と「カセット式」というノスタルジックな構造を組み合わせることで、堅牢性とコスト、そして「差し込む」という儀礼的な楽しさを両立させている。これは「水平思考」による価値の転換である。 最後に、視覚的レトリックとユーモアだ。シリアスなミリタリー文脈の中に、トロールフェイスという「毒」のあるユーモアを混入させる。この構造的な裏切りは、遊びに「軽やかさ」を与え、プレイヤー同士の高度なコミュニケーションを誘発する知的な仕掛けとして機能している。 < BACK TO PORTFOLIO
- 垂直の沈黙。機能を越境する、贅なる『二桁』の挑発
< BACK TO PORTFOLIO 作品タイトル:Chronos Pillar(クロノス・ピラー) / 黄金の垂直線 制作年:2024年 素材:真鍮(ソリッド)、ニキシー管、鋼、PICマイコン サイズ:H300 × W80 × D80 mm 真鍮の接合部や、旋盤加工の跡がわかる寄り。金属の「塊」としての重厚さと、鏡面とヘアラインの対比を強調し、クラフトの密度を伝える。 【コンセプト】 本作は、情報の即時性を奪うことで「時間の尊厳」を奪還する試みである。 300mmという非合理な高さを誇る真鍮の柱に灯るのは、わずか2桁の数字。時・分・秒が断片的に、かつ順番に示されるその様は、効率化に邁進する現代社会への優雅な反逆である。 「ただの時計」という道具の域を超え、そこに在るだけで空間の質を規定する、垂直のモニュメントとして設計した。 【ステートメント】 私は、アートとは「誠実な無駄」の集積であると考える。 世に溢れる「概念だけの表現」に対する違和感。バナナを壁に貼るだけの行為がアートと呼ばれる現代において、私はあえて「クラフトマンシップ」という茨の道を選ぶ。 マジシャンが数秒の奇跡のために何千時間を指先の訓練に捧げるように、この作品もまた、真鍮を削り出し、磨き上げ、緻密な制御回路を組むという膨大な「手わざ」の裏付けによって成立している。 「本物と見紛うバナナを、あえて別素材で心血注いで作る」ような倒錯した情熱。その「無駄」とも思える執念こそが、観客の「ナニコレ?」を驚嘆へと変貌させる。 数字が「時」から「分」へ切り替わる瞬間の残像。あるいは、作品を見上げる鑑賞者の横顔。2桁ゆえの「待ち時間」が生む緊張感を表現する。 2桁の順次表示という不親切なインターフェースは、観客に「注視」を強いる。黄金色の真鍮は、持ち主の時間と共に黒く枯れ、パティナ(経年変化)を刻んでいく。それは、物理的な「劣化」ではなく、作品が鑑賞者の人生を記憶し、気品へと転換するプロセスである。技術に裏打ちされた「最高の無駄」こそが、人の記憶に深く楔を打ち込むのだ。 【キュレーターズ・ノート】 本作には、現代のアートシーンにおいて看過されがちな三つの重要な文脈が交錯している。 第一に、祝祭的エンターテインメントの精神である。300mmという威風堂々たる垂直性は、日常の空間を瞬時に「劇場」へと変貌させる圧倒的な視覚的インパクトを持つ。観客を驚かせ、楽しませるというサービス精神が、造形の端々に宿っている。 第二に、技術と素材の再定義である。ニキシー管という「枯れた技術」を、単なるレトロ趣味ではなく、時間の重みを可視化する「水平思考」的な装置として再構築した。真鍮という古典的素材に、精密なPIC制御という現代の知性を宿らせる対比は、素材の価値を多層化させている。 第三に、視覚的レトリックとユーモアだ。時計でありながら一度に全てを語らないその構造は、鑑賞者との知的な対話を生む。情報を隠すことで逆に価値を高めるという「情報の引き算」は、洗練された遊戯性を感じさせる。 設計図、配線が剥き出しの内部機構、または真鍮を加工している最中の火花や削り屑。ステートメントにある「執念」を裏付ける、泥臭い制作背景の記録。 < BACK TO PORTFOLIO
- 「名古屋 とそう庵」の件について
帰艦後、もー体がグダグダなまま、名古屋方面でのお仕事でゴー。 まずは、「とそう庵」というギャラリーで、 10名少々の、芸術家、病院の先生、企業社長の VIPなゲストにマジックをご覧いただきました。 去年の4月のGWに上演したショー をご覧になったお客様からのオファー。 聞けば、お子さんと公園に遊びに来て、 「あら、マジックやってんのね。ま、見てみましょう」 と期待もしないでご覧になったそう。(本人談) そしたらお子さんより、ご本人が前のめりになったそうな。 (本人談) どこで誰が見てるかわかりませんね。 ありがたきオファー。 今日のギャラリーでは、1人で乗り込みましたし、 大きなことができませんが、持ち前のパーティー手順で挑みました。 でも、スタンドアップアクトをご覧になってないのに、 大きな賭けだと思います。(嘘 でも、みなさん大いに喜んでいただけて良かったです。 至近距離でするマジックも舞台と違って楽しいです! また機会がありましたら、お伺いします! 全国のパーティー幹事さん、オファーお待ちしています! 🗃️ Archived Comments プーさん : うわー頼みたーい☆宴会も何も無いですけど……でも 出張代金とかも入れたら 高そー いくら位で来てもらえるのだろー? ともん : 前のめりになれのわかるきがする(^_^)間近でみるのもたのしそぅ(^O^)
- 「イギリス ブラックプール、フランスのまとめ」の件について
ということで、無事に帰艦しました。 もーね、帰ってきて次の日の名古屋ツアーも重なってようやく記事が書けます。 ということで、書きます。 今回、持っていった弊社新製品はコレ! サウンドスーツの第2弾! その名も、「サウンド シンク」 かねてから、クロースアップに使えるようにしてん!との声があり、 約1年?の開発期間を経て、ようやくお披露目できることになりました。 今回の大きな違いは、iPhone系を使えるようになったことです! これでサンプラー分のコストを下げることができました。 世間では、これでもか!ってほど売れてますからね。 クロースアップテーブルでiPhoneの音源をコントロールでき、 左にある、電池駆動OKのポータブルスピーカーから音が出ます。 しかも!クレアラシルです、おっかちゃん。 従来の体からのコントロールもできるようになりました! これで、まさに一石二鳥です。 JUGEMテーマ: マジック エンターテイメント 🗃️ Archived Comments プーさん : お帰りなさい☆色々と凄い事出来るようになりましたよねー凄すぎてついて行けないです 埴輪愛好会会長 : お帰りなさーい!!無事に帰って来ているだけでも十分なのに、イギリスのコンベンション話まで見せて貰えるなんて!!準備など大変そうだったのに、プレゼン、大成功じゃあないですか!!世界に羽ばたいていってしまうのですね…嬉しいけど寂しいデス…。何処に行っても応援してますよ!!ってもうどっかに行きそうな感じになってきた(苦笑
- 「本日バレンタイン!」の件について
前の記事が、1月11日って どういうことでしょう… な、高尾です。 本日、マイバースデーということで、 ほんとにたくさんのお祝いメールありがとうございます! ゆっくりと読みたいと思います! というのは、去年末から複数のプロジェクトを進めていて、 ホントにどうしようもないくらい、手が回らない状況で… ぶ、ブログなんてすっかりでした… その1つのプロジェクトとして、サウンドスーツの弟分、 「サウンドシンクロ」の開発でした。 さかのぼること、1年前ほどから関係各位に支えられながら、 先日ようやく姿形が見えてきて、どうにかイギリスのコンベンションに間に合いそうです。 ふ~。 他、自身の新ショーも平行して製作しており、これは2年前からテスト公演をしながら 調整を続けようやく動き出した感じです。 他、数本も同時進行しているような状況で、 ブログの更新すら飛んでいました。 以上、いいわけです。 どれもこれも、自分一人ではどうにもなりませんので、 サポートしていただいてる職人さんに感謝です。 アイディアを思いついたら、自分の範疇外だと即相談して手伝っていただいて、 そのパーツの仕上がりを待つんです。 毎日のようにたくさんの業者さん、職人さんに相談したものが、 一気に上がってくると、今度は私がそれを組み込んでいく訳ですね。 そうこうして形になっていくんです。 こうして、だんだんと形になっていくのは、めちゃくちゃ大変ですけども嬉しいです。 以上、経過報告です。 そんな中、今年も無事にバースデーを迎え、晴れて(外は雪ですが)1つ歳をとりました。 胃もたれが気になる今日この頃です。 mixi経由、メール経由、ファックス経由、伝書はと経由、モールス信号経由、のろし経由 等々、たくさんのお祝いありがとうございます! ちゅーことで、明後日からイングランドに行ってきます! 向こうでも、ツイートできたらしてみようと思います。 サウンドシンク日本発売は、帰国後に弊社ウエブショップにてスタートです! 🗃️ Archived Comments プーさん : 遅くなりましたが誕生日おめでとうございます☆&ハッピーバレンタインでしたね忙しそうですね 体こわさないように頑張って下さい&気を付けて行ってらっしゃい たけのこみきこ : おめでとうございます(≧∇≦)忙しそうですね!まだまだ寒いので体調には、お気をつけ下さい!イングランド頑張って下さい(^◇^)┛ 埴輪愛好会会長 : あ、沢山送られているうちの2通です、スミマセン(´ω`)明日からイングランドですかっ!?無事出国し、成功させて帰国されることを祈っています!行ってらっしゃ~い! ともん : うぅ~ん(-_-)いつもながら忙しいですねぇ…(-.-;)あたしが同じ状況なら…頭がパンクして動けないなぁ(T_T)それかただひたすら走る!気をつけて行ってきてくださいねぇ(^0^)/








