「タネ明かし番組」の件について
- 2012年10月10日
- 読了時間: 3分
FBでフレンドの方のフィードに
「
テレビでマジックのネタばらしをしていました。自分が考えたネタ
ならばらしてもいいかというと、やっぱりマジックのおもしろさが
なくならなければいいなと思います。
」
というのがあった。あまりにも!と思ったので、
そのフィードにコメントしましたわ。
しかも長文。お前のブログでやれ!と言われ兼ねないので、
言われる前に、書いておこうかしら。
売りネタにしても、オリジナルにしても、
テレビっていう垂れ流しの場で、マジックのタネを明かすのは、
自分の足元をすくわれることに気付いていない。
歴代の諸先輩マジシャンの方々が、時間をかけて考え、そして秘密にしてきた技術や方法を、
そういう苦労してきたことは全く考えないで、
自分の生きている代だけのことしか考えてない。
マジシャン自身としての賞味期限を自ら短くして、
それでも自分だけが儲かればよくて、目先のお金しか見えない、
それでもなおテレビに出たい、
マジシャンという仮面を被った、
仕事がない、ただの野次馬がすることだと私は思う。
余談ですけども、私がとある一件でご迷惑をかけてしまったマジシャンも、
数年前に
テレビで言ってたし、
同感した。
テレビ番組を作る人達は、自分たちの作る番組が
たくさんの人に見てもらえればよくて、
マジックの将来について考える人なんて、
残念だけど、そう多くはないと思う。
そこまでマジックに対して、敬意がないと思う。「番組を作る=金になる」という敬意はあっても。そりゃ簡単だよ。
秘密があるんだもの。
それを暴く形を演出にすれば、いくらでも作り続けられる。暴く秘密がなくなったら、
マジック以外の暴ける材料を探し始めるわけで。
後には、ボロボロになったマジックの端切れが残るばかりで…
そういう番組に協力するマジシャンもいなくなれば、
タネ明かしの番組じゃなくて、
マジック本来の「ふしぎが楽しい」っていう
方向の番組が増えていくと思う。
それでも視聴率が取れなかったら、
本来マジックは、テレビ向きじゃないんじゃない?
躍起になって、秘密のベールを剥がないで欲しいわ。考案者の逆鱗という名の訴訟を起こされる前に。
でも、制作会社は、保険をかけているわけで、
考案者でもない、「このマジシャンがOK出したから、放送した。この責任は、このマジシャンにあって、私ら制作にはない。」って言うだろうな。
泣き寝入りはマジシャンだろうに。
あくまでも想像よ。
こんなことやってるから、
日本でのマジックが未だに、
芸術としての扱いが低いんだと思う。
🗃️ Archived Comments
ひで : 同感ですね! マジシャンやパフォーマーの方々とお話させていただくたびに、芸術として認められるい土壌が、まだまだ確立していないことに、淋しさを感じますね…タネ明かしばかりでは、技芸は 衰退の一途を辿るでしょうね。どれだけ努力されているかが分かるから、観る側の姿勢も問われるべきだと思います。不思議さや神秘さを楽しむ品位が必要ですね…


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