「シングフォーダルフール」の件について
- 2010年5月15日
- 読了時間: 2分
お世話になっている、プラスヘッズ配給の
シングフォーダルフールという映画イベントに行きました。
ダルフールとは、ググるといろいろ出てきまして、
エジプトの下に位置する国なんですね。
想像するに連日灼熱な世界、
とここまでは想像範囲内ですが、
実際は、湿度0%で、
それに輪をかけて、その国では、
北と南の宗教戦争が今も起こっていて、
全く罪のない人たちが何万人と殺され、女性はレイプされ、子どもは拐われ、
想像を絶する国ということらしいです。
そんな一触即発な国に取材に行った、大橋さんというジャーナリストからの話で、
そのイベントは幕を開けたワケですが、
実際に現場の画像を元に説明してくれるんですが、
話が生々しくて、たった30分くらいでしたが、実に状況が飲み込めました。
採掘された石油を売り、その金で武器を買い人を殺す。
その石油で作りられた商品が日本にたくさん輸入されているらしい。
で、本編の上演が始まり、
ダルフール近隣で暮らす、現代社会の人々を、それぞれの立場のワンエピソードで、
リンクしていくドキュメント仕立ての内容で、演出はためになった。
カット割はあくまでもフリーハンドで、モノクロに近い色味で展開していく。
ダルフールの中のことはなかなか触れず、ただただ関係のない、
ダルフールのことを知る由もない人たちの連続。
ざっと50人くらいか?
単調って言えば、単調。
その中で2、3人がダルフールという言葉に触れるが、
「知らなくていい方が幸せなこともある。」と、吐く。
要は、これなんすね。
無関心ほど恐いことはない。
みたいな。
でだ。
言いたいことは、わかったものの、
この映画だけで、どれだけの人がこのメッセージを感じられるか。
なぜに頭と結にもう少し演出が入らなかったのか疑問。
冒頭の大橋さんの現場報告の話がなかったら、さーぱりわからないと思ったわ。
むしろ、大橋さんの話を時間まで聞いていた方が身に染みたかもなんて思ったり。
このイベントの趣旨、
「ダルフールを知ってくれ。」
なるほどね。
気が短い私としては、歯痒かった。
知るだけで、人は死なないのか?
戦争は終わるのか?
具体的な方法論が知りたかった。
なんにもできやしないけど。
なんだか、もやもやとしたイベントだった。
やれやれ。


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